目的及び事業財団について
健康で豊かな食生活等の向上に貢献するとの理念のもとに、下記のとおりの事業を行っている。
- 食料、食生活及び食文化に関する研究者又は研究機関への助成
- 講演会等の開催
- 食料、食生活及び食文化に関する調査研究並びに交流
- 海外からの留学生に対する支援
- 我が国から海外への留学生に対する支援
- 食料、食生活及び食文化に関する研究への顕彰
- 機関誌、パンフレット等の発刊
- その他上記目的を達成するために必要な事業
【基本財産】18億908万円(2024年3月末現在)
■事業の実績
1.研究助成事業(2021年度~2023年度)
- 2023年「世界の栄養・食料安全保障 と食料需給における課題」等、16 件1,500 万円
- 2022年 「生活習慣病の撲滅に向けた食行動と栄養研究」等、17件1,550万円
- 2021年「自然免疫記憶を誘導する穀物成分の探索その機構解析」等、16 件1,400 万円
2.留学生支援事業
(1)海外からの留学生支援事業
2013年度に事業を開始して以来、2023年度までの11年間で、17か国からの留学生延べ46名に奨学金計4,620万円を支給している。
(2)我が国から海外への留学生支援事業
2023年度から事業を開始し、海外の大学院に留学する留学生に奨学金(1名当たり年額15,000米ドル)を支給している。
2023年度 2名
2024年度 3名
3.講演会開催事業
●第31回「食と健康」講演会 2023年9月12日(火)
「子どもをbiopsychosocial(身体的・心理的・社会的)に捉え、支援する」
国立成育医療研究センター理事長
東京大学名誉教授 五十嵐 隆 氏
●第30回「食と健康」講演会 2022年9月6日(水)
「健康寿命の延伸を目指した骨の健康を守る食生活」
東京農業大学副学長教授 上原 万里子 氏
●第10回フードコミュニケーション講演会 2024年6月14日(金)
「学術的な情報の流通とフードコミュニケーション」
大阪大学 感染症総合教育研究拠点 科学情報・公共政策部門/
社会技術共創研究センター(ELSIセンター)実践研究部門 特任准教授 井出和希 氏
●第9回フードコミュニケーション講演会 2024年2月29日(木)
「新聞記者から見たフードコミュニケーションの現状」
朝日新聞くらし報道部記者 大村美香 氏